理事長ごあいさつ

今に生きる私たちと共に 未来を担う子供たちのために

メッセージ

特定非営利活動法人 ともに浜をつくる会
理事長 石田 猛

私たちは、今度横浜に、会員の皆さんとともに力を合わせ、市民、企業、行政と協働しつつ砂浜を再現することを願い推進するため、「特定非営利活動法人ともに浜をつくる会」を設立、県より認証を受け発足しました。

1859年(安政6年)横浜開港時には横浜市歌にある通り「ちらりほらりと立てりし処」と歌われていた横浜も今や世界有数の港湾都市となりました。このことは私たち横浜市民にとって大きな誇りとするところです。
開港当時、気候温暖、復興明媚で、地形も良く、風波の影響も少なく、職住、交通その他様々な点で恵まれた港湾都市横浜は、今日まで、数次の大不況、関東大震災、横浜大空襲等も市民・企業・行政等が懸命に努力し乗り越え、市政に大きく貢献・発展をし続けて参りました。栄光を創られた先人各位の英知とご努力には改めて深く感謝いたします。

私たちはこうした実態を踏まえ、公設の砂浜と共に企業所有の敷地内の利用等も含め、港と浜とが共存しつつ、かつ環境と経済が両立するよう考えながら、また現在は工場敷地、公園等を利用し公共あるいは施設の砂浜、緑地を所有、管理、利用等をしている各位・地元のみなさんのご理解とご協力をいただきながら、今後とも浜辺を創造していきたいと念願しております。

私たちNPOとも浜は、昔日の如き潮干狩り、海水浴、魚釣り、舟遊びのできる浜辺、背景に緑豊かな散歩道、草花や木々の茂っている場が横浜の臨海部に数多くできることを夢とし、今に生きる私たちと共に未来を担う子供たちのためにも必要なことだと思い、同志と共に会を設立し発足することにいたしました。
もちろん、漁業で生活している人々の事情も十分踏まえ、関係行政当局を始め企業、学会等との協議を重ね、協働して豊かな海浜づくりを市民ともども推進し実現できるよう考えております。

この雄大な事業も当初は小さなことから市民の皆さんと一歩一歩進めたく思いますので、多くの同志の参加、協力、入会を切に願っております。

お祝辞を元総理菅 義偉氏をはじめ国・県・市・行政・企業・民間・多数の方々からいただきました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

PageTop