CSR活動

三井物産環境基金活動助成金の受給が採択されました。

助成案件名
砂浜が必要な伝統的海苔栽 培手法による、地域密着型 「体験学習」を通して学ぶ、海の環境改善の再考。
案件概要
当団体では、砂浜を再生し生物多様性を回復させることを目標に、市民・学校・企業・行政等と連携し、啓蒙活動や体験実習、調査研究などを 行ってきました。
本活動ではこれまでの実績を活かし、貴重な砂浜が残っている 横浜市金沢区野島海岸において、小学生を対象とした海苔栽培の体験学習を行います。海苔の種付け、網はりから収穫、加工までを実習し、浜辺の恵みと 海象(水温・水質・流れ・潮汐など)の関わりも併せて学習します。本活動により、子どもたちは海の環境を体験的に学び、地域の人々は海の環境 改善の必要性と、社会との共存のあり方を学ぶことができます。
(助成期間は3年で、当会の資金と合わせて活動していきます)
関東学院六浦小学校 他市立小学校10カ所余(海苔栽培体験学習)の実施
平成23 年2 月15 日(火)は前日の雪が嘘のよう に晴天に恵まれた一日でした。
金沢漁港(海の公園)においてAM9:30 からPM2:30 の間、横浜漁協金沢支所の皆さんのご協力の下で体験学習は行われました。とも浜の石田猛理事長の開会の挨拶から、本体験学習が始まりました。
整列した児童は「これから何が始まるんだろう?」と不安と喜びがいっぱいの表情でしたが、事前学習を含め3回目の学習の場ということもあり、児童たちとは和気藹々とした温かい雰囲気でスタートを切ることができました。

海苔摘みを楽しむ児童

そして、島田正敏校長から自然体験学習の必要性と、とも浜に対して本実施の感謝のお言葉を頂戴いたしました。児童、担任の先生、PTA 親御さん、漁師のみなさん、とも浜会員ボランティアなど総勢180名が 一つになって作り上げた「手作りの学びの場」が実現いたしました。
自然環境教育活動の一環として、「摘採」と呼ばれる海苔摘みから海苔干し、海苔はがしまでを海苔漁師の皆さんのご指導のもと、海苔ができるまでを学びました。

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